ブラック施設には要注意!
気をつけたいブラック施設
介護士が転職活動をするのであれば最も気をつけたいことはブラック施設への転職です。15連勤や20連勤といった労働基準法を無視したような働かせ方をさせたり、求人票に載っている内容と異なる待遇になったり、社会保険に加入できないといった職場で働くのは誰しもが避けたいはずです。そんなブラック施設はハローワークや求人情報誌などの求人だけを見るだけではなかなかわかりづらいこともあります。ブラック施設の特徴と見分け方を紹介しますのでご参考ください。
ブラック施設の特徴
介護職のブラック施設の特徴として勤務中に雑談している職員が多い傾向にあります。雑談の内容も仕事を辞めたいという内容や誰かの悪口など非生産的なものがとても多いです。なぜ雑談が多くなるかという点に関して、しっかりとした上司がいないという点、そして職場に対する不満がとても大きいことからつい愚痴や不満が出てしまうという点にあります。
また休日出勤を強要するなどのわかりやすい特徴です。残業や休日出勤が発生した場合にはもちろん残業代と手当ては支払う義務があります。しかしそれさえも未払いのままであったりすることがあります。こういった就業のルールがしっかりと守られていない施設は要注意です。
ブラック施設の見分け方
では特徴を知ったとしても実際に働き始めてから知ったのでは遅いので、働く前に見分けることができるように見分け方をご紹介します。まずブラック施設は職員が定着しないため常に求人が出ていることが多いです。またすぐに入っても辞めてしまうなどの理由から求人が出ている頻度も高いです。こうした背景から毎月求人を出している施設やよく見かける施設にはよく注意をした方がよいです。また、毎月求人が出ているような企業はチェックしておき、その企業が運営している別の施設も同様に警戒しておきましょう。
そしてこれも職員が定着していないという理由から面接当日に内定が出て翌日からの出勤を求められる際も注意をした方が良いです。基本的に施設側は人手を求めるのであれば一定期間募集して、応募してくれた中から採用する人を慎重に選考します。そのため面接当日に内定が出る際は誰でもいいと考えているかもしれません。もちろん中には人柄を評価されて即日採用というケースもあるかもしれませんが、そういった判断をするために面接に行った際の職員の様子を参考にしましょう。施設全体が明るくハキハキして挨拶をしてくれる施設であれば問題ないかもしれませんが、全体的に覇気がなく挨拶のない施設であった場合は特に注意が必要です。
2017/10/24